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今こそ生かされる、社寺仏閣の免震技術。

地元の古材と伝統工法で建てる、強くて美しい家。

長年、社寺建築に携わってきた当社は、地元産の古材を使った木造建築を得意としています。家作りに採用しているのは、日本で古くから伝わる「伝統軸組工法」。万が一のときには地震の力を受け流し、家に伝わる力を分散させる昔ながらの免震工法で、柱や梁などの大きな木を、釘を使わずに組み合わせて建て、基礎も石の上に柱を載せる「石場建て」。この工法は、幾多の地震や風雪に耐えている社寺仏閣で採用されています。使う材木は、解体した地元民家に使われていた古建材。「古材は500年持つ」と言われるくらい強く、長年の手入れのおかげで美しいツヤを放ち、年が経つほどに美しさを増していきます。玄関には木目の美しいサクラを、水回りには水に強いクリの木をと適材適所の木材選びをし、必要なタイミングで自社の製材所で製材。扉などの建具はもちろん、家具やシステムキッチンまですべてオリジナルで造作しています。空き家リフォームにおいても、構造的な補強や寒さ対策も万全。屋根の断熱材代わりに使う土が太陽の熱を吸収するので、夏場はとくに涼しくなります。他社メーカーの家も、採用されている工法にあわせた補強を手がけています。

今こそ生かされる、社寺仏閣の免震技術。

阪神淡路大震災でも実証された、
伝統軸組工法のしなやかな強さ。

昔ながらの工法で果たして本当に地震に強いのか。気になるところだと思いますが、平成7年の阪神淡路大震災では、旧基準で設計された耐震構造の一部の建物で損壊・倒壊した一方、神戸市に建てた当社物件は倒壊などの被害はなく、建物のズレを直す数万円程度の改修で終わった実績があります。その際も、伝統軸組工法の良さが新聞などに取り上げられ話題になりました。当社が掲げているのは「100年は必ず保つ家づくり」。今は間取り優先のような風潮にありますが、大事なのは構造です。土台から軒桁まで継ぎ目なく通った「通し柱」を適切な場所に通す、地震より遭遇する確率が高い「台風」の向きに合わせて屋根の形や配置を考えるなど、先人の知恵を散りばめた強くて美しい家をお造りします。木や土など自然の恵みをいかした家ですので、体にいいのは当然のこと、心の健やかさも育む家だと思っています。

今こそ生かされる、社寺仏閣の免震技術。

Message

当社の強みは、木の特性を知り、資材を余すことなく使う技術を伝承していること。最近では、木の家を好む若い世代が増えてきましたので、しっかり要望に応え続けたいと思います。家に関するさまざまな情報が飛び交いながらも、誰に相談したらいいかわからない…という住まい手さんともお会いしてきましたので、イエールプラスは、たくさんの方に役立ててもらえるのではと思っています。

(プロフィール)
戦後、宮大工に弟子入りした先代が、1959年に独立。社寺建築、古民家再生、店舗・住宅建築の企画・設計、施工などを手がけ、古材建材も販売。大工、左官、建具職人、家具職人の育成にも積極的で、20代の若手から80代の熟練まで幅広い層の人材が現場を支えている。NPO法人伝統木構造の会会員、日本民家再生協会会員。